長い夏休みが終わり、先週から今週にかけて多くの学校で2学期がスタートしました。今年は6月下旬から新型コロナウイルスのオミクロンBA-5の全国的な感染拡大で、窮屈な思いをした人たちも多かったと思いますが、まん延防止や緊急事態など『移動の制限』や『イベントの自粛』を求める措置が執られなかったこともあって、スポーツや文化活動の全国的な大会が有観客で行われ、若者の躍動する姿が見られたことは幸いでした。ところで、島根県の丸山知事は、県内のコロナ感染が依然として高止まり傾向にあるとして、夏休み明けの学校での集団感染を防止する観点から、県教委と市町村教委に対し、8月29日から9月11日までの2週間、「部活動の一時停止」を要請しました。ただ、10月初旬からの国民体育大会や秋の新人大会などを控えた活動については所属長(学校長)の判断としており、全県すべて(県立学校と市町村立学校)に徹底するか否かは不明です。また、同時に、飲食・観光事業者に対する消費喚起対策として「しまねプレミアム飲食券」と「再発見!あなたのしまねキャンペーン」について期間の延長と対象施設の拡大などを実施するとし、週明けの対策本部会合で「飲食店の利用人数を4人以下とする制限の解除を検討する」と述べたとあります。秋の行楽や結婚シーズンを前にしての制限解除は、関係者が待ち望んでいる措置であり、1日も早い実施が待たれるところです。