7月25日、出雲市役所で出雲市農地地滑り対策協議会(田部延幸会長)の令和4年度総会が開催され、関係者50名が出席しました。地すべりは「斜面の土地の一部もしくは全部が、地下水の影響と重力によって滑る土砂災害」で、国は地滑り等防止法を定めて、国土交通省が所管する「砂防法による砂防指定地の存する地すべり地域(砂防地滑り)」と林野庁が所管する「森林法による保安林及び保安林施設指定地の存する地すべり地域(林野地滑り)」および農林水産省農村振興局が所管する「土地改良法による土地改良事業施行地域及び同事業計画の決定している地域に存する地すべり地域(農地地滑り)」の3つに分類し、それぞれ『地すべり防止区域』に指定し、所要の対策工事を実施しています。出雲市内には平田地域や佐田地域、出雲南部地域などに65か所の農地地滑り区域が存置し、排水ボーリングや擁壁、法枠、承水路、集水井の設置などが実施され、指定地区の住民で構成する組織で施設管理を行っています。昨年7月の豪雨では多くの地域で斜面災害が発生しましたが、家屋の倒壊や人的被害を免れたのは『防災対策』の効果で、この日の会合では、令和3年度の事業及び決算の報告と令和4年度の予算及び事業計画を了承し、島県県に対し、経年劣化が進行する施設のリフレッシュ工事の実施について重点的な予算配分を要望することを申し合わせました。