新型コロナウイルス感染症の最中にアメリカで開催されている世界陸上2022オレゴンは終盤となり、男子35km競歩で川野将虎選手が銀メダル、女子やり投げで北口榛花選手が日本女子陸上競技の投てき種目で史上初めての銅メダルを獲得しました。過去、陸上競技での日本選手の活躍と言えば「マラソン」「400mリレー」ぐらいしか思い浮かびませんでしたが、日本陸連の有望若手育成プログラム「ダイヤモンドアスリート」が着実に成果を上げてきており、競歩や投てきをはじめ短距離走や障害、跳躍などの競技でも着実に予選を突破できる若い有望選手が出てきたことは、島根県の中高生の競技力強化の方向性に大きな指針となると思います。一方、国内ではプロ野球や大相撲などのプロスポーツをはじめ夏休みとなった高校や中学校のスポーツや音楽、演劇などの全国大会予選が検査の徹底や『距離』『喚気』『マスク』などの感染防止対策を講じながら「たけなわ」となっています。全国同様、島根県でも新型コロナウイルス「BA5系統」の感染急拡大で「第7波の到来」とされる中ではありますが、若い皆さんには、悔いの残らぬよう十分な睡眠を心がけるとともに、食事と水分補給をしっかりと摂って健康な体を保持するなど、「感染しにくい環境を自らがつくる」との気概を持って、力いっぱいのパフォーマンスを繰り広げていただきたいものです。