6月8日、島根県議会5月定例会は本会議が開催され、一問一答質問(1日目)が行われました。この日は、福井竜夫議員、坪内涼二議員(自民党議員連盟)、内藤芳秀議員(県議会自民党)、角智子議員(民主県民クラブ)、大国陽介議員(共産党)の5人が質疑を行いました。福井議員は、「水と緑の森づくり事業」「観光地の活性化」「建設資材の高騰対策」などについて、坪内議員は、「結婚対策」「学校部活動の支援」などについて、内藤議員は、「水産業の現状」「太陽光エネルギーの推進」「運転技能検査」などについて、角議員は「子どもの権利擁護」「自死対策」「重層的相談支援体制」などについて、大国議員は、「島根原子力発電所2号機の再稼働判断」「男女の賃金格差の是正」などについて、知事や関係部長、教育長および警察本部長の見解を質しました。丸山知事は、原発再稼働について「県民の賛否が一致したとは思わないが、稼働を了としたのは総合的見地からの判断」と述べました。西村農林水産部長は、水森事業について「令和2年からの集落周辺里山整備事業は11集落11.47haで取り組まれ、森林環境の維持・保全に寄与している」とし、漁業について「令和2年度の県内海面漁業の従事者数は2,519人(平成12年度は4,929人で、水揚げは89,364t(140,977t)で、販売額は168億7,600万円(272億2,800万円)、沿岸自営漁業者の平均所得は約177万円」、野津教育長は、高校部活動の支援について「令和4年度の高体連登録数は533団体(平成23年度は588)で7,455人(8,559人)で、進学した学校に希望する競技部がない場合は近隣校での練習を許容している」、池田県警本部長は、運転技能検査について「違反歴のある75歳以上の高齢運転者の免許更新時に義務付けられる運転技能検査の対象者は年間1,600人と想定し、うち360人程度の免許失効者を見込む」などと答弁しました。