5月5日は祝日法に「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」と規定されている「こどもの日」です。総務省は5月4日に発表したデータでは、日本の年少人口は1465万人で前年より25万人の減少となり、総人口比は11.7%と過去最低を更新したとのことです。本年2月に出された厚労省の速報値では、2021年の出生数は84万2,897人、死亡数が145万2,289人で、自然増減は60万9,392人の減、婚姻件数も51万4,242組に止まっており、国立社会保障・人口問題研究所の推計では2055年の総人口が1億人を割るとされています。いよいよ、出生数の回復に向けた対策が「待ったなし」の国政の最重要課題の一つとなったことが如実に示されており、年金・医療・介護など高齢者偏重の政策展開を結婚・子育て重視にチェンジする必要性を感じます。ちなみに、小生には4人の子(すでに皆が成人)と7人の孫(今年中に9人の予定)がありますが、『お年玉』や『お節句』『盆玉』『誕生日』などに熨斗袋がきちんと渡せるよう「頭と体の健康」に気をつけ「愛されるお爺さん」を心がけており、『さつきの空の鯉のぼりが泳ぎ、五月人形を飾り、ちまきや柏餅を食べ、菖蒲湯につかる』という全国各地で見られる子供の成長を祝う風俗・習慣を長く後世に伝えたいものです。