自民党島根県支部連合会の会長をつとめ去年の9月17日に74歳で亡くなった前衆議院議員竹下亘先生のお別れの会が4月24日、出雲市のラピタウェディングパレスで開催されました。お別れの会には、細田博之衆議院議長をはじめ前官房長官の加藤勝信衆議院議員や地元選出の国会議員、県内の市町村長、各級議員、後援会関係者など約500人が遺影に献花しました。竹下先生は、兄の竹下登元総理の後継として2000年に衆議院島根2区で初当選し、復興大臣や衆議院の予算委員長、自民党の総務会長や組織運動本部長、国会対策委員長などを歴任し、竹下派(平成研究会)の領袖として活躍しました。遺影を前に主催者として挨拶した青木一彦参議院議員は「兄貴分として慕った竹下亘先生の逝去から7カ月を経過してなお心の整理がつかないが、『ふるさと創生』を前に進めるために懸命の努力を誓います」と述べ、細田衆議院議長が衆議院の弔詞、丸山達也島根県知事が参列者代表として弔辞を述べ、竹下家を代表して竹下三郎さんが「長兄の登、次兄の亘と約70年にわたるご支援・ご厚情に心から感謝を申し上げるとともに、今日で一区切りをつけさせていただいた心持です」と謝辞を述べました。会場に隣接する部屋には竹下先生の歩みを紹介するコーナーが用意され、ゆかりの人たちは懐かしい写真に在りし日を偲びました。