日本では多くが年度の始まりを4月1日とし、終わりを翌年の3月31日としており、年度替わりでの退任や人事異動による離任・着任、新規採用などの「辞令交付」、いわゆる「日本社会の新陳代謝の時期」となりました。退任、離任を3月31日、着任、採用を4月1日とすることが通例のようですが、定年に達し、永らくの職務に一区切りをつける皆さんには労いを、新たに職務に就かれる皆さんには励ましを申し上げます。とりわけ、人事異動の発令内示に欣喜雀躍する人あれば、悲憤慷慨する人ありで、悲喜交々の状況を思い浮かべますが、幹部に登用された皆さんには『志に従い、節操を貫く』という姿勢、『退職辞令』を受けて職場を去る皆さんには『健康第一・生涯現役』を念頭に、人生100年時代に向かっていただきたいものです。また、新規採用や進学で新しいステージに立つ皆さんには『焦らず、慌てず、諦めず』に、一歩ずつ着実な歩みを進めていただきたいと願っています。