12月5日、出雲市佐田町のスサノオホールで佐田町民謡連合会(吉川静樹会長)の創立30周年を記念して「民謡大饗演」と題した郷土芸能祭が開催され、小学生から大人まで70人余の民謡愛好者が安来節をはじめ銭太鼓、どじょう掬いおどり、しげさ節、関の五本松節、隠岐鍋蓋踊りなどの郷土芸能や津軽民謡、相撲甚句などを披露し、会場を埋めた満席の聴衆をうならせました。また、カミアリーナ(県立浜山体育館)では、バレーボールのVリーグ、JTサンダーズ対VC長野トライデンツとの公式戦が行われ、ホームのJTサンダーズ広島が昨日に続いて勝利しました。2つの会場では、ともに検温やマスク着用、換気などの感染対策が徹底されており、多くのバレーボールファンが詰めかけたカミアリーナでは、日本代表の小野寺選手や212cmの身長を誇るエドガー選手などの活躍に、声援ではなく紙製のハリセンで拍手をおくっていました。12月に入ってからは北風が吹き、鉛色の空が続く、『重苦しい山陰特有の冬の風情』を感じる毎日ですが、コロナ感染の一段落を見据えた「日常を取り戻す取り組み」が進んできたように感じます。