11月26日、県議会11月定例会は全員協議会が開催され、山口総務部長から初日に上程された議案の詳細説明を受けたほか、田中議長から五百川純寿議員(30年)と平谷昭、山根成二、加藤勇、生越俊一、岩田浩岳の各議員(10年)について、全国議長会永年勤続議員表彰の受賞披露がありました。午後には、島根原子力対策特別委員会(中村芳信委員長)の島根原子力発電所2号機の現地視察が行われ、25人の議員が原子力建屋内外で行われている新規制基準に基づく改善計画事業の実施状況について説明を受けるとともに目視および意見交換を行いました。中国電力によると、地震や津波、テロなど『予期しない事態にあっても、原子炉事故を防ぐ』とする新規制基準を満たす施設改善は2022年度末の完了を見込み、国の検査完了までにはなお時間を要するとのことで、参加者からは、施設設備の劣化やヒューマンエラーの防止対策などの質疑がありました。また、自民党島根県連の常任総務会で、さきの総選挙の比例中国ブロックで当選した高階恵美子衆議院議員について、島根県連所属とし、県政会館3Fに事務所を開設することが了承されました。高階議員は宮城県生まれで57歳。東京医科歯科大学大学院、厚生労働省を経て2010年に参議院議員(全国比例区)となり、厚生労働副大臣や自民党女性局長などを歴任している医療・看護問題のスペシャリストです。