11月25日、第479回島根県議会11月定例会が開会しました。初日の本会議では、会期を12月22日までの28日間とし、知事提案の「令和3年度島根県一般会計補正予算(第9号)」など予算案8件、「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」など条例案9件、「公の施設の指定管理者の選定について」など一般事件案5件および議員提案の「議会の議員の議員報酬、費用弁償および期末手当支給条例の一部を改正する条例」が付議・上程され、コロナ対策に関わる令和3年度島根県一般会計補正予算(第9号)と職員給与に関わる条例など3件については即決しました。丸山知事は、さきの特別国会で衆議院議長に選出された細田博之衆議院議員に対する祝意を述べ、議案の提案説明にあたって「6次感染に備えたコロナの感染対策と政府の補正予算に呼応し、低迷・疲弊している経済の回復に取り組む」と述べました。本会議の終了後には決算特別委員会の分科会で締めくくりの質疑と採決が行われ、その後に島根大学医学部の吉山裕規教授(微生物講座)を招聘し、新型コロナウイルス対策にかかる議員研修会が開催されました。吉山教授は、感染の落ち着きは3密回避など感染防止の生活環境定着とワクチン接種の拡大による集団免疫の効果の可能性が強いと述べ、当面は感染に備えた集団免疫の維持が不可欠で、ワクチンの持続的接種が必要との認識をしましました。