7月8日、衆議院島根2区選出で自民党島根県連副会長の竹下亘衆議院議員が今期限りでの政界引退を表明しました。同日正午に自民党島根県連事務局で病気療養中の竹下議員に代わって自民党島根県連幹事長の絲原徳康県議会議員が「病魔に襲われ体力・気力が衰え、皆さんのために自信をもって働くことができない状態。後継者については自由民主党島根県連の会長に一任致します。本来なら私自身が話すべき事ですが、声が出なくなり代読をお願いしました。」とするメッセージを代読しました。竹下議員は、NHK記者を経て実兄の竹下登元総理大臣の秘書となり、2000年の総選挙に初当選、第2次安倍改造内閣の復興相や国会対策委員長、総務会長などを歴任し、「ふるさと創生」を政治信条に島根県の振興に尽くしてきました。2019年1月に食道がんが見つかりましたが、治療・回復したとして、次期総選挙の公認候補に決定していましたが、突然の引退表明によって、自民党は県連規約に定める選挙対策委員会において後継候補の選考を進めることになります。衆議院の任期満了まで100日となり、極めて限られた時間の中ではありますが、あくまで透明性を担保した上で、組織一丸となって推すことができる立派な候補者を決定したいものです。