官庁や官庁や職場でノーネクタイ・ノージャケットのクール・ビズが主流となりましたが、6月1日は「衣替え」の日です。 4月1日を『ワタヌキ』と読みますが、これは「綿入れ」から「袷」に更衣するということから発したもので、四季のある日本では季節に合った衣服に着替えるのが一般的となり、6月1日に「単衣」や「薄物」を準備する習慣が官庁や学校の制服を夏服に切り替える日になったと考えられます。小生が学校に通っていたころの制服(ジャケット)は冬のみで、夏季は男子が白の開襟シャツ、女子は白のブラウスにベスト着用とされており、服装の自由度が増加した現在では、警察官や自衛官の制服に「衣替え」が象徴的に感じられます。今年は5月に梅雨入りとなり、早や30℃を超える気温が観測されるなど、例年よりも夏の到来が早い予感があり、新型コロナウイルス感染症の流行で在宅のケースが多いことを考慮すると熱中症に対する警戒も必要となります。ところで、政府は10都道府県に対する緊急事態宣言や8県のまん延防止まん延防止等重点措置を概ね6月20日まで延長するとしました。イギリス、インド型の変異株に加えてベトナム型の感染も伝えられたところであり、今しばらくの感染防止を心がけたいものです。