5月30日、「木でつなごう 人と森との 縁の輪」を大会テーマに、昭和46年に続き、50年ぶりに島根県大田市の国立公園三瓶山北の原を会場に第71回全国植樹祭しまね2021が開催され、全国から森林整備や森づくりにかかわる関係者約2,000人が参加しました。新型コロナウイルス感染症の流行によって1年延期されてのイベントは、天皇、皇后両陛下や22の都道府県の関係者がリモート参加するかたちで開催され、現地での参加者は式典前に会場近くの多根の森にクヌギやコナラ、ヤマザクラなどの苗木を記念植樹しました。午後1時30分からプロローグアトラクションに続いて緑化功労者の表彰などが行われ、2時30分、赤坂御用地に到着された天皇・皇后両陛下の映像が場内のプロジェクターに投影され、記念式典が始まりました。天皇陛下は「昭和天皇が植えた苗木を平成、令和の時を経て収穫し、また、植えるという資源の循環はまことに意義深く、森林や緑づくりの活動がさらに発展することを期待します」とお言葉を述べ、昭和天皇がお手植えされたクロマツに鋸を入れた後、天皇陛下がスギ、コウヤマキの2種、皇后陛下がヤマザクラとシャクナゲを「お手植え」され、さらに、天皇陛下がクロマツ、エノキ、皇后陛下がアカマツとクルミを「お手播き」されました。式典でのアトラクションは、県内の中高校生によるブラスバンド演奏や合唱、ダンスなど、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から映像での披露となりましたが、会場の雰囲気を盛り上げました。リレーセレモニーでは島根県の丸山知事から第72回大会の開催地である滋賀県の三日月知事に木製地球儀が渡され、三日月知事は「しっかりと準備をさせていただきますので、是非、滋賀にお越しください」と挨拶しました。