出雲市から「新型コロナウイルスワクチン接種」と「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種」という2つのワクチン接種案内が相次いで届きました。インフルエンザや新型コロナなどのウイルス感染によって気道の表面細胞が壊されると肺炎球菌などの細菌が肺に侵入して肺炎を引き起こす要因となるようですが、身体機能や抵抗力・免疫力が低下すると重篤化するリスクが高くなるため、高齢者や持病のある人がワクチン接種によってリスクを軽減することは、うがいや手洗い、マスクの着用と同様の『自衛手段』の1つであり、今年中に満65歳に達する小生に居住地の行政機関からご案内をいただいたものと思います。政府は緊急事態宣言の延長と対象地域の拡大、まん延防止等重点措置区域の変更を発表しましたが、肺炎球菌ワクチンやインフルエンザの予防接種はかかりつけ医に予約すればいつでも受けることができても、新型コロナウイルスワクチンの予防接種は、ワクチンの確保や保存、密の回避、副反応の観察などが必要とされるため、事前予約や接種までの手続きに一定の時間がかかることは致し方のないこととして、新型コロナウイルスの収束には今しばらくの時間を要するとした対策を求めます。小生が出雲市からの案内で認識したことは、高齢者にとって新型コロナウイルス感染症の予防には、新型コロナワクチンはもちろん、肺炎球菌やインフルエンザのワクチン接種も必要で、加えて、うがいや歯磨きで口腔内を清潔にし、誤嚥性肺炎のリスクにも注意をはらうなど、高齢者としての自覚が『健康に過ごすためのたしなみ』につながることで、是非、『ピンピンコロリ』の実践を心がけたいものです。