4月11日、男子ゴルフの松山英樹選手が「ゴルフの祭典」と称されるアメリカジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで開催されたマスターズ・トーナメントで優勝しました。ゴルフのメジャー大会であるマスターズ・トーナメントは、1934年に第1回大会が行われ今年で85回目。松山選手は54人目、アメリカを含む12か国目の優勝者で、一昨年夏のAIG全英女子オープンを制した渋野日向子選手に続く日本人の快挙はTBS-TVでウィニングパットを沈めた瞬間の、「ついに日本人がグリーンジャケットに袖を通します。日本人が招待を受けて85年。ついに、ついに世界の頂点に松山が立ってくれました」と叫ぶ実況コメントに、伝える側も見る側も感動して涙しました。新型コロナウイルス感染症の拡大で大変な状況となり、オリンピックの延期や各種の国内外の各種の大会が中止されてきましたが、関係者の皆さんの努力で徹底した感染対策を講じて、スポーツイベントが復活されつつあります。今しばらくは、何の気兼ねもなく自由にスポーツができる、観戦できる環境の到来は難しくても、一定の条件下や無観客で映像を通してでも(先週の池江選手の時もそうでしたが)、スポーツには世の中を明るくする力があると確信します。コロナ禍にあるさ中だから余計に人々はそうしたものを求めるのかも知れません。できれば、次は、テニスのメジャー大会で錦織選手の雄姿が見たいものです。