3月1日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(2日目)が行われました。この日は園山繁議員(自民党議員連盟)、原拓也議員、嘉本祐一議員(県議会自民党)の3人が質疑を行いました。園山議員は、「新型コロナウイルス感染症対策」「地方が抱えるコストの解消」「地方の定住対策」「北山のシカ対策」「竹島の日」などについて、原議員は、「コロナ禍の飲食店への支援」「子どもの貧困」「LGBTQ誰もが暮らしやすい島根」などについて、嘉本議員は、「コロナワクチンの接種」「子どものセーフティネット推進計画」「島根県バンコク事務所」「ローカル5G」「国土強靭化5か年加速化」などについて、知事や関係部長および教育長の見解を質しました。丸山知事は、mRNAワクチンについて「16歳以下の臨床データはなく、不測の事態を否定はできないが、ワクチンとしての有効性は高いとされている」とし、島根県立大学での竹島研究について「島根県の竹島研究会を主宰されてきた拓殖大学の下條教授を今春から客員教授に迎える予定で、第5期研究会では研究者の養成を図りたい」、LGBTQについては「人権制約的差別や個人の尊厳が失われる社会であってはならず、性の多様性についても理解・啓発が重要」と述べました。野津政策企画局長は人口動態について「令和3年2月1日の推計人口は662,051人で1年間の自然減5,084人、社会減971人、1年間の婚姻数は2,520組で、出生数は4,517人」とし、鈴木農林水産部長は令和2年の有害鳥獣駆除について「令和2年の駆除数はイノシシ10,915、ヌートリア1,913、シカ1,153、アナグマ992、クマ832、サル442など18,483個体」と答弁しました。