島根県議会議員の岡本昭二先生には令和21120日午後234分、病気のため、浜田市内の病院で逝去されました。まことに痛惜の念に堪えません。岡本先生は金城町議会議員(3期)を経て、平成74月の島根県議会議員選挙(那賀郡選挙区)に初当選して以降、連続7期の当選を重ね、自民党島根県連の政調会長や総務会長を歴任し、平成266月から1年間、県議会第75代議長を務めるなど、県議会の重鎮で、本年10月に全国都道府県議長会から在職25年の自治功労表彰を受けたばかりです。農林水産行政に明るく、島根県の土地改良事業や施設園芸の普及、島根和牛の改良などに大きな足跡を残されました。平成1510月に 「手をつなぎ つくる豊かな うみ・みらい」をテーマに、浜田市で開催された、第23回豊かな海づくり大会にご参加の天皇皇后両陛下行幸啓の折、農林水産委員会の正副委員長の職にあった福間賢造先生と岡本先生、小生の3人が並んで、両陛下のご下問をお受けしたことをつい昨日のことのように思い出しますが、お二人の先生ともに鬼籍に入られたことは寂しい限りです。玄人はだしの歌唱とシングルのゴルフもあって、夜昼をご一緒し、公私にわたってご指導いただき、日焼けした顔で「園ちゃん」とほほ笑む先生の顔が目に浮かびます。この1年は体調がすぐれず、療養優先の生活をされていましたが、車いすでの議員活動に先生の意気を感じさせていただきました。コロナ禍で、十分な見送りができないことに心苦しい思いですが、今日までのご高配に心から感謝申し上げ、岡本先生のご冥福をお祈り申し上げます。合掌