1118日、第474回島根県議会11月定例会が開会し、初日の本会議には令和2年度島根県一般会計補正予算(8)など15議案が上程されました。開会にあたって、中村議長は、秋篠宮皇嗣殿下の立皇嗣の礼に関わる祝詞奉呈について述べ、沖縄県の戦没者慰霊碑で祭祀に参列したこと、新型コロナ感染症対策の追加的対応や令和3年度の国の施策に関わる重点要望の実施などについて報告しました。丸山県知事は、議案説明に先立ち、文化勲章を受章した澄川喜一元東京芸術大学学長に祝意を表し、県民栄誉賞を贈呈する方針を示し、提案説明では「当面は、コロナ対策を最優先として取り組みし、産業振興や結婚・子育てなど、人口減少に抗うための『島根創生計画』の実施を着実に進めたい」と述べました。県民栄誉賞は元県知事の澄田信義さん、女流棋士の里見香奈さんに続いて3人目となります。今期定例会の会期は12月15日までの28日間、一般質問は1126日から123日までの6日間で、25人の議員が質疑予告を行っています。本会議終了後に行われた決算特別委員会の4つの分科会では令和元年度の決算について採決が行われ、実質審査は終了しました。