島根県議会の自民党議員連盟(自民議連)は、県議会に設置されている4つの常任委員会(総務、文教厚生、農林水産商工、建設環境)ごとに政策部会を組織し、常任委員会の正副委員長の任にあるものが責任者となって政策課題の調査や関係団体との意見交換を行っていますが、『島根創生』に取り組む県政課題の重点事項の1つである産業振興、とりわけ「情報化への対応」と「水田農業の構造転換」については部局横断で取り組むべきとして、このほど、ワーキングチームを編成しました。情報化WT(加藤勇部会長)は11月9日に県内の高校で取り組みされているICT教育の現状と鳥取県のICT共同化推進会議の取り組みを現地調査し、農業WT(生越俊一部会長)11月4日に茨城県の水田園芸を、11月10日には農林水産省の農村振興局で農業農村整備事業担当者と意見交換するなど、令和3年度の予算に反映できるよう精力的な取り組みを行っています。情報化WTは教育ICTモデル校の松江南高校で遠隔授業、情報科学高校では地元企業のホームページ作成に取り組む総合実践の授業を参観しました。農業WTは本局で農業競争力の強化と防災・減災を核とする国土強靭化とする国の基本方針を受け、事業メニューを積極的に取り入れた施策展開を行うことが重要との示唆を受けました。