9月22日、出雲市の島根県立浜山体育館(カミアリーナ)で令和2年度斐川剣道大会が開催され、島根県内7市2町の中学生28校の生徒319人が参加し、新型コロナウイルス感染で令和2年度の全国中学校剣道大会をはじめほとんどすべての対外試合が中止となった剣道部員たちが熱戦を繰りひろげました。例年の斐川剣道大会は秋分の日に小学校から一般まで出雲地区一帯の剣道愛好者が集う出雲市剣道連盟が主催する600人規模の大会で、新型コロナウイルス感染の懸念から大会中止を検討していましたが、中学3年生の剣道部員の保護者から「頑張って部活動を続けてきた子供たちに試合の場を提供して」とのメールが届き、役員会で会場を出雲市立斐川第1体育館からカミアリーナに変更し、中学生の交流大会として開催することを決定しました。大会は日本スポーツ協会と全日本剣道連盟が定めるコロナ感染防止マニュアル・ガイドラインに則り、マスクの着用や手指・用具の消毒、事前の健康観察などの徹底が求められ、通常の競技運営にあたる大会役員や審判、補助員のみならず会場整理、安全監視など110人余の要員確保が必要となりました。試合は、団体戦でグループリーグの予選を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進む方式を採用し、個人は3年生のみのトーナメント方式で、試合時間は団体・個人ともに延長を含めて5分以内として、勝負がつかない場合は危険防止の観点から抽選で勝敗を決める特別ルールを設けました。試合の結果は、団体戦が男子で松江市立第1中学校が、女子は出雲市立平田中学校がともに決勝戦で出雲市立大社中学校を下し、個人は男子が飯塚敦也選手(大社中)、女子は大森夏香選手(平田中)が優勝しました。参加した選手にとっては例年と異なり、勝ち上がっても次のステージは用意されていませんが、くじけることなく、新しい目標を掲げて、未来へのステージに向かって精進してほしいと願っています。