7月23日、ウェディングパレスラピタで出雲市剣道連盟創立15周年記念式典が開催され、市内の剣道関係者83名が参加しました。出雲市剣道連盟(園山繁会長)は、平成17年6月に出雲市、平田市、簸川郡(5町)の組織を統合して「出雲地区剣道連盟」として設立され、平成23年10月に斐川町の出雲市編入に伴い、「出雲市剣道連盟」と名称変更して現在に至っています。この日の記念式典では、本年3月10日に出雲市民文化賞を受賞した花房輿三雄さん(剣道教士7段)に賞詞が渡され、永年にわたって役員を務めた伊藤孝さんなど6人と指導者として剣道の普及・強化に貢献した石原親二さん(剣道教士7段)など22人が功労者として表彰されました。市内の剣道愛好者(段位取得者)は1,000人を超えていますが、出生数の減少により競技力の土台となる少年剣道教室の参加者数が減少しており、対人競技ゆえの新型コロナウイルス感染症の懸念も加わり、今後の普及・強化には工夫が求められるところです。来賓として挨拶した大西和幸島根県剣道連盟会長は「出雲市剣道連盟には島根県の剣道を支える役割を期待しており、各位の修練・精進を持続され、さらなる競技力の向上と組織の充実を祈念する」と述べました。