森上浩平島根県東部農林振興センター所長には、7月4日、急逝され、7日午後に告別式が執り行われました。60歳でした。森上さんは島根県の農業改良普及員として園芸作物の指導にあたり、平成17年4月から県庁農林水産部の政策推進室に戦略スタッフとして勤務して以降は営農施策の立案と実践に力を尽くされました。
温厚篤実で粘り強い性格から人望厚く、全国に先駆けて平成20年から取り組んだ「美味しまね認証」や平成24年からの「有機農業の推進」の成果は燦然と輝く島根農政の金字塔で、コメづくりから水田園芸に営農改革を進めるリーダーとして、農畜産振興課長、農産園芸課長、農業経営課長、西部農林振興センター所長、東部農林振興センター所長と、次から次へ与えられる枢要な役割と職責を、それこそ、命がけで果たされました。
いま、出雲市の東部を流れる斐伊川下流域の宍道湖に面した地域約460㌶余では、一昨年から宍道湖西岸国営緊急農地整備事業が始まり、水はけが悪く、ほとんど水稲単作地域であった農地は、10年をかけて多様な作物の植え付けが可能となるように作り変えが進みます。
ともに、島根県農業の衰退を憂い、構造転換の必要性を言い、取り組みを進めた事業の着手段階での早世は残念ですが、今は、天上から事業の順調なる進捗を応援、見守っていただきたいと願うところです。