外電によると、中国で世界的流行(パンデミック)を引き起こす恐れのある新たなインフルエンザウイルスが発見されたとあり、新型コロナウイルスに続く新たな病原体の発生は現代社会が大きなリスクの中にあることを想起させるに十分です。中国の食肉処理場やブタと関わる労働者から感染が始まった「G4 EA H1N1 」とするインフルエンザウイルスはブタを宿主とするものだそうですが、人の気道の細胞内で成長して増殖することが確認されており、新型ウイルスのため免疫を有する人はなく、新型コロナウイルスと同様にヒトからヒトに感染し、大流行を招くことが懸念されるとのことで、新たな脅威の出現に背筋が凍る思いがします。一方で、大阪府茨木市の医療新興企業アンジェス
が、新型コロナウイルス感染症のワクチンについて動物実験から人への投与に進み、国の承認を得るために、安全性や効果を確かめる治験を始めたと発表しました。大阪市立大病院で30人に接種する計画が順調に推移すると、2021年春にも実用化に至るとのことであり、感染や重症化を防ぐ観点からも早期の完成を期待するところであり、気鋭の科学者の皆さんの対応に注目したいと思います。