6月19日、島根県議会6月定例会は本会議が開催され、国の第2次補正予算の成立をうけた令和2年度島根県一般会計補正予算(第4号)など2件を追加上程し、6月10日に上程した20議案と6月11日までに受理された請願4件とともに所管常任委員会に審査を付託しました。また、「知事及び副知事の期末手当の特例に関する条例」および「『原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法』の期限延長を求める意見書」、「地方の情報インフラ整備の充実を求める意見書」の3件を可決し、丸山知事と松尾副知事および県議会議員には、公務員に対し6月30日に支給される令和2年上期のボーナス(期末手当)が支給されないこととなりました。さて、6月19日から3か月半にわたる旅行や集会、イベント、ナイトビジネスなどの自粛がほぼ解禁となり、国内の移動が自由となりました。新型コロナウイルスの感染抑制のため公共交通機関の利用者は大きく減少し、例えば、出雲空港の利用者は2月の73,349人から3月が43,204人、4月が7,541人、5月が3,391人にまで落ち込んでおり、今後、様々な需要回復施策が実施されることになりますが、観光やビジネス需要がいつ、どこまで回復するのかに関心が高まります。