3月3日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(4日目)が行われました。この日は、吉田雅紀議員(自民党議員連盟)、多々納剛人議員(県議会自民党)、角智子議員(民主県民クラブ)の3人が質疑を行いました。吉田議員は、「離島振興」「島根創生計画」「竹島領土権確立」などについて、多々納議員は、「少人数学級編成」「放課後児童クラブ」「国土強靭化」などについて、角議員は、「在宅医療」「介護職のワークアンドバランス」「学校医の確保」「学校給食の公会計化」などについて、知事や担当部局長、教育長の見解を質しました。丸山知事は、県内市町村どの連携·協調について「島根県の自治体は、一様に『人口減少に打ち勝つ』という課題を抱えており、素案の段階から市町村長どの意見交換や事務方への情報提供などにより、同じ方向に向けた政策展開を心がける」と述べました。犬丸総務部長は、領土·主権展示館について「虎ノ門という立地もあり、開館1ヶ月で、7000人を超える展観者があり、北方領土や竹島、尖閣などについての理解が進むことを期待する」とし、吉川健康福祉部長は、県内医療機関の医師確保について「医療現場が医師の長時間勤務で成り立っている現状から、医師の働き方改革や看護職との役割分担などが必要と考える」、真田土木部長は、施設の長寿命化計画について「計画策定は終えており、昨年末の進捗率は、橋梁27%、トンネル55%、河川管理施設45%、砂防施設25%」などと答弁しました。