12月2日、島根県議会11月定例会は本会議が開催され、一般質問(3日目)が行われました。この日は園山繁議員、吉田雅紀議員(自民党議員連盟)、白石恵子議員(民主県民クラブ)の3人の議員が質疑を行いました。園山議員は「島根創生計画」について、吉田議員は「有人国境離島政策」「青少年の健全育成」「知事の政治姿勢」などについて、白石議員は「県職員の働き方改革」「災害時を想定した要因配置」「困難を抱える者の支援」などについて、知事や関係部長、教育長の見解を質しました。丸山知事は女性活躍特区の申請について「女性を対象とした人材登用や昇任は憲法14条や地公法に抵触するおそれがあり、難しい」とし、島根県の強みを生かした子育て支援について「地域や家庭といった公助、自助によって子育てや結婚支援を行うことは島根創生の柱の一つ」と述べました。荒本女性活躍統括監は女性の生き方について「人生100年を見据え、若年の間に子育てをし、30~40才でスキルを伸ばし、自己の能力や趣味を生かしてイキイキと働くという『しまねモデル』は検討に値する」とし、吉川健康福祉部長はおひとり様対策について「縁結びサポートセンターや島根コンピューターマッチングサービスによって『出会いの場づくり』を進めている」と述べ、新田教育長は少人数学級の見直しについて「見直しによって減員となる小中学校教員数を最小限にすべきとする意見を含め、市町村教委や学校現場の意見を丁寧に聴取する」と答弁しました。