ブランド総合研究所が実施した住民アンケートによる『地域版SDGs調査』で、今年の「47都道府県『幸福度』ランキング」の1位は宮崎県(72.4)で、2位熊本県(71.0)、3位福井県(70.6)、島根県(65.9)は29位と発表されました。ちなみに、SDSN持続可能開発ソリューションネットワークが発行する『世界幸福度調査』で、日本の幸福度は世界58位とされています。また、「都道府県『魅力度』ランキング」は、1位北海道、2位京都府、3位東京都、島根県は32位で、住んでいる人の満足感と外から見た魅力度に大きな差異が生じていますが、調査数値の詳細を見ると世代や男女にも落差があり、定住や広報を考える上で興味深いものがあります。「観光で行ってみたい都道府県ランキング」は島根県35位(昨年は26位)と若干、下降気味ですが、全国の市町村では出雲市が16位(13位)と健闘しています。ところで、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効が目前となり、北朝鮮の核やミサイル発射の脅威が増大する中で、国会は相も変わらぬ週刊誌ネタの醜聞追及が続いています。地方創生が掛け声だけで東京圏の『一人勝ち』が続く状況や増税後の経済、災害復旧など国政の場でしっかりと論議すべき課題が山積している中で「さくら論議」に終始する状況は有権者をバカにしています。