11月3日は、日本国憲法の公布の日となったことにちなみ、昭和23年7月に制定された祝日法に「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」と規定されています。この日には皇居で文化勲章の親授式が行われ、永年に亘る各界の功労者を顕彰する秋の叙勲が発表されます。島根県関係では溝口善兵衛前島根県知事や元県議会議長の洲浜繁達、佐々木雄三、原成充の3氏、山根徳久元島根県議会事務局長、杉谷壽之元出雲市議会議員、清水和則元平田高等学校長などの受章がありました。ところで、令和の剣道日本一を決める第67回全日本剣道選手権が改修中の日本武道館から大阪市の丸善インテックアリーナ大阪に会場を移し、全国の予選を勝ち抜いた64人の剣士によって争われました。大会史上初の3連覇が懸った熊本県警の西村英久6段は初戦で、昨年の世界選手権を制した北海道警の安藤翔5段は準々決勝で敗れるなど、波乱含みの大会は、3度目の決勝進出となった福岡県警の国友錬太朗5段(21)が、延長で、筑波大学の松崎賢士郎4段(21)のわずかに手元が上がったスキを見逃さずにコテを決めて初優勝しました。芸術・文化・スポーツたけなわで、出雲市の今岡美術館では山陰極美展のオープニングセレモニーが行われました。