お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんが2018年3月期までの7年間で約1億2千万円の申告漏れを東京国税局から指摘され、約3400万円を追徴課税されたことが明らかになりました。10月23日に本人が記者会見で「自らの怠慢」として報道された事実を認め、2012年~2015年の個人所得2000万円が所得隠し、2016年~2018年の3年間は個人事務所の所得約Ⅰ億円が無申告とのことで、「国税当局の指摘に従って、修正額を支払いました」としましたが、悪質とされれば、逮捕されてもおかしくない金額で、多くのレギュラー番組を抱えるトップ級のお笑いタレントとしての自覚が不足しています。仄聞するところでは、法人税のみならず、社会保険料や源泉所得税も納付していないとのことで、国民としての義務を失念した行為の行き着く先が厳しい結果を招くことは自明で、猛省の上で出直しを求めたいと思います。ところで、ラグビーのワールドカップの余韻が冷めやらぬ間に、ソフトバンクが巨人を4タテで下し、プロ野球の日本シリーズが終わってしまいました。来月から「プレミア12」が始まりますが、心配です。