10月15,16日の両日、島根県議会中山間地域・離島振興特別委員会(園山繁委員長)は、県内の中山間地域で地域の維持活性化の先駆的な取り組みを行っている事例の実地調査を行いました。今回の調査は、平成30年度のあしたのまち・くらしづくり活動賞の総務大臣賞を受賞した出雲市の伊野地区、リシップによる設備改善で高鮮度商品「沖獲れ一番」のブランド化に取り組む浜田市の浜吉水産、バイオマスチップや菌床生産による安定経営に取り組む邑智郡森林組合、経営形態の異なる8つの営農組織が連携して大型機械の共同利用や除草サービスの事業化に取り組む未来サポートさだの4か所を訪問し、意見交換しました。伊野地区ではJAの空き店舗を活用した「伊野いち」による6次化事業や伊野小学校の児童と外国人学生などで取り組む「国際ワークキャンプ」などを通じて10年後の地域を考える「まちの幸福論」とする取り組みが進んでおり、浜吉水産は「沖獲れ一番」の魚介類を直接味わえる直営レストランの開設を企図されていました。邑智郡森林組合は全体事業の6%まで落ち込んでいる建築用A材の採算性回復と主伐の促進を図るために若手の林業架線技術者の養成に取り組みされ、未来サポートさだでは除草ロボットやトラクター用ハンマーモアの活用が図られていました。どの地域の取り組みも、「現状打破」を目指すもので、優良事例として紹介するにふさわしいと感じました。