7月4日、第25回参議院選挙が公示されました。今回の選挙は前回に引き続き、島根県と鳥取県、徳島県と高知県の『合区』が継続となり、当面の救済措置として比例区での『特例候補枠』が設置されるなどの公選法改正によって定数が3議席増加となりました。島根・鳥取選挙区は自民党の現職で内閣府大臣政務官の舞立昇治参議院議員と中林佳子元衆議院議員の一騎打ちの様相が強いと思われますが、全国では、32の1人区すべてに野党が統一候補を立てており、3年前の結果(与党の21勝11敗)がどう動くかに注目が集まります。ただ、民進党が立憲民主党、国民民主党に分裂し、一部が無所属や自民党会派入りをするなど四分五裂し、国会の論戦も政策論争そっちのけの揚げ足取りに終始する状況に、国政への不信と不満は高まっており、国民がどのような審判を下すのかは不明です。さて、自民党島根県連ですが、4月の知事選・県議選の総括を放置し、組織の建て直しをしないまま参議院選挙の公示を迎えました。7月2日は夏至から数えて11日目の半夏生ですが、「半夏半作」の言葉の如く、やるべき時にやるべきことができないと・・・・・。