6月30日、アメリカのトランプ大統領が板門店で北朝鮮の金正恩総書記と電撃会談を行ったというニュースや春風昇太さんが還暦を前にして結婚などの報道もありましたが、日本では、古来、6月を夏越しの祓、12月を年越しの祓として、半年の間に日常生活の中で心身に積み重なった災いや病気のもとになる諸々の「厄」を神前で祓い清める習わしが伝えられています。各地の神社の鳥居に茅の輪をつけて参拝者を迎える「茅の輪くぐり」は、善行をした蘇民将来が素盞鳴尊から「もし疫病が流行したら茅の輪を腰につけて免れよ」と教えられ、以後、疫病から免れたという故事に倣ったものと伝えられていますが、人形(ひとがた)・形代に自らの罪穢れをうつし、神社で神事のあと焚き上げをしたり、川や海に流すところもあります。出雲大社では和紙と麻を細かく切った「切麻(きりぬさ)」を体に振りかけ、心身の気枯れを祓い清める「大祓」、神楽殿では神職が参拝者の両肩に茅の束を担ぐ「輪くぐり」、北島国造館では神前に立てた茅の輪を八の字に廻る「茅の輪くぐり」が行われました。今年も半年が過ぎ、はや、今日から7月。遅めの梅雨入りで、梅雨前線の北上に伴う大雨の予測もありますが、防災の備えと健康維持を心がけて、夏を乗り切りましょう。