6月10日、松江市の玉造温泉ゆーゆで島根県旅館ホテル生活衛生同業組合(松崎滋理事長)の令和元年度通常総会が開催され、関係者100余名が出席しました。松崎理事長は「昨年は住宅宿泊事業法施行、今年は外国人労働者の受け入れ解禁や出雲空港へ韓国からの連続チャーター便の運航が実現するなど業界は大きな転換にあり、時代に即応した取り組みが必要」と挨拶しました。総会は平成30年度の事業報告および決算、令和元年度の事業計画および予算などを承認し、来賓として挨拶した島根県の丸山達也知事は「出雲空港への連続チャーター便の運航やゲートウェイとなる施設へのアクセス強化などインバウンドによる外国人観光客の誘致を進めるが、島根の歴史、文化をはじめ今の時期だとあご(とびうお)や白バイなどに代表される豊富な食材や自然景観など、強みを生かした観光振興を図る」と挨拶し、松浦正敬松江市長は「さきごろのホーランエンヤーは国内外から多くの観覧者を集めたが、松江は中国地方を代表する観光地であり、インバウンドを含めた観光振興は地域振興の要諦」と述べ、参加者は、高橋雅彦島根県議会農水商工委員長の乾杯で郷土料理を味わいながら意見交換しました。