6月7日午後、ミサイル艇「はやぶさ(長さ50m 幅8.4m 基準排水量200t)」(司令;前田伸也2等海佐)が、出雲市の河下港岸壁に接岸しました。今回は、6月8,9日に自衛隊島根地方協力本部(本部長;高橋洋二1等陸佐)が実施する「海上自衛隊艦艇の一般公開(艦艇広報)」のため寄港したもので、「はやぶさ」の寄港は5回目となります。ミサイル艇は、最大出力44ノットの高速艦艇で、不審船の追跡などにあたっていますが、近年、日本海の警戒監視活動は極めて高いレベルにあるとのことです。今回の艦艇広報は、当初、海上自衛隊舞鶴地方総監部の第2ミサイル艇隊所属の僚船である「うみたか」の予定でしたが、機関故障のため急遽「はやぶさ」にスイッチしたとのことで、広報に先立って行われた平田商工会議所(大谷厚郎会頭)主催の歓迎会では、前田司令が、「ミサイル艇は緊急出動が常であり、今日のスイッチも想定内」と述べ、高橋本部長は「雨が上がって、たくさんの皆様に海上自衛隊のミサイル艇をご覧いただき、自衛隊の国防活動への理解を深めていただきたい」と挨拶しました。