5月16日、出雲市佐田町に捕獲したシカやイノシシの解体から加工まで一貫処理できる「出雲ジビエ工房」がオープンしました。この施設はNPO法人里の恵み山渓会(横山茂和理事長)が、身近にある地域資源を有効活用する「出雲ジビエプロジェクト」との一環として国や出雲市の支援をうけして完成させたもので、横山理事長は「食肉加工のみならず鮮度保持や衛生管理など狩猟関係者の研修やジビエ料理の提供などにも活用したい」としています。この日は竣工を祝う神事に続いて竣工式典が行われ、藤原孝行島根県副知事や長岡秀人出雲市長などが参席し、長岡市長は「地域資源の有効活用モデルとして全国に発信してほしい」と挨拶しました。式典後の交流会には、松江市の来待ストーンにあるフレンチレストラン「Nature」のシェフによるイノシシとシカをつかった料理が並び、出席者は一様にジビエ料理を堪能・舌鼓を打ち、交歓しました。出雲市の島根半島地域で駆除・捕獲されるシカは年間1000頭に上り、そのほとんどが山中に埋却されているだけに、活用プロジェクトの今後に注目したいと思います。