2019年の3月23日から阪神甲子園球場で開催される第91選抜高等学校野球大会の出場校は1月25日に開催される選考委員会で、秋の地区大会や明治神宮大会で優秀な成績をあげた29チームと2001年の第73回大会から、全国9地区から推薦された高校の中から3校を「21世紀枠」として選抜し、32チームに出場機会が与えられることになっています。12月14日、21世紀枠として推薦される9校が決定したと報道され、代表候補には、釧路湖陵高校(北海道)、古川高校(東北)、茨城県立石岡第一高校(関東・東京茨城)、静岡市立清水桜が丘高校(東海)、福井県立金津高校(北信越)、大阪府立八高校(近畿)、徳島県立富岡西高校(四国)、熊本県立熊本西高校(九州)に加えて中国地区から島根県立平田高校の名前がありました。平田高校は秋の島根大会では決勝で惜敗したものの、準優勝して中国大会に進出しました。「少数部員、施設面のハンディ、自然災害など困難な環境の克服・学業と部活動の両立・近年の試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない。創意工夫した練習で成果を上げ、校内、地域での活動が他の生徒や他校、地域に好影響を与えている」とする21世紀枠の選考基準は、過去、何度か「甲子園まであと一歩」のところで出場を逸してきた平田高校にこそ当てはまるもので、 1月25日の吉報を期待したいと思います。