11月27日、島根県議会11月定例会本会議は一般質問(1日目)が行われ、絲原德康議員(自民党議員連盟)、白石恵子議員、平谷昭議員(民主県民クラブ)、大国陽介議員(共産党)の4人が質疑を行いました。絲原議員は「観光振興」「林業振興」「地域の建設業活性化」などについて、白石議員は「知事の3期12年」「県職員の働き方改革」「里親」「ヘルプマーク」などについて、平谷議員は「萩・石見空港の利用促進対策」「島根の文化振興」「新産業の創出」「官民の役割分担」などについて、大国議員は「消費税の10%増税」「島根原発」「災害対策」「TAG交渉」「漁業法の改正」などについて、知事、関係部長および教育長の見解を質しました。溝口知事は今後の観光振興について「『神話博』や『ご縁キャンペーン』などの情報発信によって『しまね』の認知度が上昇し観光客数が増加したが、今後は東京五輪や大阪万博もあり、外国人観光客の増加が続くと考えられ、インバウンド対策の強化が必要だ」と述べ、穐葉地域振興部長は萩・石見空港について「東京便の利用者数は増加傾向にあるが、首都圏地域との産業連携や地域資源を活用する観光商品造成が課題」とし、松本環境生活部長はミュージカル『愛と地球と競売人』について「しまね文化ファンドや国の支援事業を活用して今後も継続して上演できるよう支援する」と述べ、真田土木部長は除雪体制について「地域の建設会社に委託している道路の除雪については、県有の除雪機器の保有台数を増やすなど体制整備を図る」と答弁しました。