10月8日は「体育の日」。1964年10月10日の東京オリンピック開会式にちなんで制定され、祝日法には、「スポーツに親しみ、健康な心身を培かう」と規定されています。2000年からハッピーマンデーの導入に伴い、10月の第2月曜日となりましたが、出雲市では宍道湖スポーツ公園の湖遊館スケートリンクがオープンし、平成とともに始まった全日本大学選抜駅伝は30回目を迎えるように、「スポーツの秋」到来です。ただ、今年は、わが母校の駒澤大学が出雲駅伝に選抜されておらず、残念至極ですが、出場校の皆さんには台風一過の秋晴れの下で、堂々のパフォーマンスを見せてほしいと思います。ところで、福井県では10月9日まで「第73回福井しあわせ元気国体」が開催されています。大会期間中、2度の台風襲来で競技日程は大幅変更を余儀なくされていますが、10月7日の競技が終了した時点で、天皇杯・皇后杯は、ともに地元の福井県がトップで、第67回大会以来の地元アベック優勝が有力となっています。ちなみに、島根県は、ホッケーやラグビーなどの「お家芸」でまさかのブロック予選敗退もあり、天皇杯・皇后杯の得点は高知県と熾烈な「ビリ争い」を繰り広げており、11年後の大会誘致に向けては計画的な施設整備に加えて競技の普及や競技力向上が大きな課題です。