9月23日、出雲市のくにびき中央通りで陸上自衛隊出雲駐屯地開庁65周年記念式典と市中パレードが行われました。陸上自衛隊出雲駐屯地は昭和28年10月に開設され、現在、第13旅団の第13偵察隊や第304施設隊等が駐屯していますが、この日は陸上自衛隊第13音楽隊の演奏に続いて式典が開かれ、中谷一雄出雲駐屯地司令が「今年は3月の隠岐での火災、4月の島根県西部地震、7月の西日本豪雨と休む暇もなく災害支援出動が続いているが、厳しい状況下でも与えられた任務を遂行している隊員の活躍を誇りに感じている。」と式辞を述べ、長岡秀人出雲市長は「出雲市民の自衛隊に対する尊敬の念は高く、こうした機会をとらえて、さらに自衛隊と国防任務に対する理解が深まるよう期待している」と祝辞を述べました。平成17年から14回目となる今年の観閲行進(市中パレード)には、出雲駐屯地の装備車両等のほかに北朝鮮のミサイル発射に備えて緊急配備されているペトリオットミサイルPAC3や山口県や鳥取県など近隣の基地所属の大型輸送ヘリやC2輸送機なども参加しました。