8月18日、西日本豪雨で被災した広島県や岡山県、愛媛県など、1府7県からの災害派遣要請を受けて7月6日から孤立者の救難・救助や行方不明者の捜索、がれきの撤去、給水支援などを行ってきた自衛隊が、44日間にわたる活動を終了し、撤収したと報道されました。灼熱の太陽が照りつける猛暑の中、任務の遂行にあたられた延べ85万8800人の隊員各位に対し深甚なる感謝を申し上げるとともに、熱中症にかかった隊員が皆無だったと聞き、日ごろの厳しい鍛錬と強い使命感に満腔の敬意を表する次第です。ところで、気象庁は8月18日夜半に台風20(シマロン)が発生したと発表しました。8月に入って8個目、この1週間で6個目の台風量産は要警戒です。特に、今年は日本近海の海面水温が27℃以上で、台風の勢力が発達して大型化する可能性が強い上に、例年よりも太平洋高気圧の本州付近への張り出しが弱いため日本列島に接近しやすいことから、現在北上中の19号をはじめ、秋の収穫期に向けて今後の台風情報には注意が必要です。