8月7日は二十四節気の立秋。『暦便覧』に「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」とありますが、今年は例年よりも厳しい暑さが続いており、秋の気配が現れるのはお盆を過ぎてからではないでしょうか。ところで、今年は熱中症による救急搬送が過去最大と報道されていますが、熱中症の予防には「麦」「牛乳」「甘酒」が有効だと聞きます。麦は麦茶やそうめん、冷やしうどんに象徴的なように体温を下げる効果があり、牛乳は成分に豊富なミネラルを含み、「甘酒」は必須アミノ酸やビタミン、ぶどう糖やオリゴ糖などをたっぷり含んでおり、「飲む点滴」と形容されています。今夜は月遅れの「七夕」。朝夕の風は土用の頃よりも多少は涼しく感じますが、仙台を皮切りに東北の3大祭りや徳島の阿波踊りなど、各地で夏の風物詩となる夜祭りがピークになる時期となっており、出雲でも12日に花火大会が予定されていますが、夏の夜の涼は待ち遠しいところです。