7月8日、出雲市塩津町の塩津漁港沖で操業する(有)塩津定置(松村一正代表取締役)の漁労船「海王丸(19㌧)」が新造され、竣工式が執り行われました。(有)塩津定置は、平成初年に塩津町在住の住民など約50人が出資して設立された大型定置網で、毎年、1億5千万円前後の水揚高を記録している県内有数の経営体ですが、漁労に使用している作業船の老朽化が進行しており、省力化や鮮度保持の観点からも新船建造が課題でした。このほど、水産庁や島根県、出雲市の支援によって、リースによる新船建造事業が採択され、約1億4千万円をかけて立派な漁労船が新造されました。ホクモウ(株)の設計、監修によって山口県仙崎市で建造された漁労船は、最新鋭の設備を備えており、鮮度保持や省力化に大きな効果が期待されており、松村社長は「懸案の新船建造によって、着実な漁労が図られ、収益の向上と船員の待遇改善を果たす」と抱負を述べました。