6月23日、出雲市佐田町の浄土真宗西本願寺派の清涼山福泉坊の隣接地にある八雲風穴で「風穴開き」が行われました。年間を通じて10℃前後の冷気が岩肌から噴き出す現象は、山懐を流れる地下水が岩の隙間の空気を冷やし地表に流れ出すと考えられており、明治時代に造られた石積みの施設は1世紀以上も農林産物の天然冷蔵貯蔵庫として活用され、一帯が風穴公園として整備されてからは、パワースポットとして年間2万人の観光客が訪れるようになっています。福泉坊の藤井哲眞住職を祭主に安全祈願が行われ、藤井住職は「人は誰も1人では生きられない。自然が生み出す涼やいのちの育みに思いをいたし、恵みに感謝し生きる喜びを感じてほしい」と説法し、公園を管理するNPO法人風太郎の関係者をはじめ出雲市、出雲市議会、出雲市観光協会などの関係者が焼香しました。今年の八雲風穴の一般公開は8月26日まで毎日午前9時から午後5時まで行われます。(入場料は大人200円・小人100円で、軽食や特産品の販売所もあります。)