国土交通省が発表した「観光白書2018」によるとリーマンショック後の世界的な景気拡大の中で、国際観光は8年連続の伸びを見せ13億2千万人(前年比6.7%増)と推定され、日本は2869万人(19.3%増)となりましたが、島根県は4.8万人で昨年に引き続き47都道府県中最下位でした。日本における17年の外国人旅行者消費総額は前年比17.8%増の4兆4161億円で、5年連続して過去最高を更新し、初めて4兆円を超えましたが、1人当たりの旅行支出は15万3921円(1.3%減)と微減になっています。訪日外国人は5年間で約2.8倍、訪日数が多いのは中国、韓国、台湾、香港で、全体の3分の2となる2129万人ですが、LCCの躍進を背景に航空運賃が安くなり、東アジア地域からの来訪も大きく伸びています。また、外国人の観光ルートにも変化が生じており、東京、箱根、富士山、京都、大阪など主要な観光地を巡る「ゴールデンルート」から、飛騨高山、白川郷などを巡る「サムライルート」や、SNSの口コミ情報を頼りに積極的に地方を訪れる外国人観光客が増えていると報告されています。島根県は出雲大社をはじめ、魅力的な観光資源があり、「山陰インバウンド機構」をはじめとする組織強化も進められていますから、今後の誘客増を期待するところです。