5月13日、出雲市の布勢灘海岸で自治会の海岸清掃が行われました。雨中でしたが、早朝から40人ほどの住民で漂着した流木やポリタンク、ペットボトル、ロープ、漁網、漁具などを拾い集めましたが、その量は夥しいもので、住民からは異口同音に「海はゴミ捨て場ではないのにねぇ」とする声がありました。ところで、5月の第2日曜日は母の日で、今年は5月13日がその日です。1870年、アメリカで女性参政権運動家のジュリア・ウォード・ハウが、夫や子どもを戦場に送るのを今後絶対に拒否しようと立ち上がり「母の日宣言」を発したことが起源と言われています。日本では、1913年に青山学院で初めて母の日の礼拝が行われ、1937年5月8日に東京で「母を讃へる会」が開催されて以降、一般に定着したとされています。母の日が定められているのは万国共通で、日本ではこどもの日の規定に「母に感謝する日」と書かれていますから、母の労苦に対する感謝と労いは特定の日だけではなく、毎日の生活な中で、普通に表すことができるようにしたいものです。