5月9日、松江市のJAしまね秋鹿店で第67回出雲杜氏自醸清酒品評会褒章授与式が開催され、松江税務署や島根、鳥取両県の酒造関係者が出席しました。今年は、島根、鳥取の12醸造場から新酒55点が出品され、4月13日に島根県産業技術センターの土佐典照部長を審査長に広島国税局の鑑定官など8名の審査員で厳正に審査が行われ、最優秀賞に隠岐酒造㈱の「隠岐誉ホ号(小島修一杜氏)」、優秀賞に千代むすび酒造㈱の「千代むすびホ号」など5点、優等賞に奥出雲酒造㈱の「奥出雲イ号」など6点が選ばれました。土佐審査長は「今年の酒は、米が軟質で、醸造時期の気温が低かったこともあり、全体的に芳醇甘口」と講評し、松江税務署の藤井悟署長から隠岐酒造㈱小島修一杜氏に優勝旗、島根県商工労働部の太田次長から県知事賞、JAしまねの須山米穀園芸部長補佐からJA組合長賞が贈られました。2年連続の最優秀賞の評価を受けた隠岐誉の小島杜氏は「2連覇は嬉しく、誇らしい気持ちだが、さらに精進して良い酒を造りたい」と挨拶しました。近年、酒造場の杜氏の雇用形態が変わり、出雲杜氏の酒造技術の伝承が課題となりつつありますが、こうした取り組みこそ、本県が持っている伝統技能の継承を図る観点からも、続けるべき貴重な機会だと感じました。