3月2日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(5日目)が行われました。この日は高橋雅彦議員(自民党議員連盟)、岩田浩岳議員(民主県民クラブ)、吉田雅紀議員(無会派)の3人が質疑を行いました。高橋議員は、「平成30年度の島根県農業振興施策」「ユニバーサルデザイン」「事業承継」などについて、岩田議員は、「特定行為を行う看護師養成」「空き家対策」「アクティブラーニング」「人材確保と魅力アップ」などについて、吉田議員は、「隠岐の観光振興」「隠岐の空港・港湾整備」「子育て支援」「竹島の領土権確立と漁業秩序」などについて、知事職務代理者や関係部長、教育長の見解を質しました。吉川健康福祉部長は特定行為を行う看護師について「現在、研修済が11人、研修中5人で、2025年末には100人が研修を終える見込みだが、長期間にわたる県外研修は看護師の負担が大きく、早期に県内に研修機関の設置が必要と考えている」とし、松浦農林水産部長は、1、2月の大雪による農業被害が4億4千万円に上り、「ハウスなど雪害を受けた農業施設の復旧には、必要な資金の無利子貸し付けなどの支援を準備した」と述べ、新規就農等の初期投資軽減については、「リース方式による生産施設の貸与によって、5年間で7.8haの経営規模で、21人の新規就農の実績となった」と答弁しました。