2月26日、島根県議会2月定例会は本会議が開催され、一般質問(1日目)が行われました。この日は原成充議員、池田一議員(自民党議員連盟)、須山隆議員、藤原常義議員(民主県民クラブ)の4人が質疑を行いました。原議員は、「出雲縁結び空港」「高齢者福祉」「働き方改革」などについて、池田議員は、「県産品の県内流通と産業振興」「小さな拠点づく」「人財育成」「離島中山間地域の遠隔地医療」「介護・保育の人材確保」「職員提案の活用」「広報部の役割」などについて、須山議員は、「財政運営指針の対応状況」「島根大学病院の医師派遣」「保育料の軽減対策」「事業継承総合支援事業」「若年者雇用対策事業」などについて、藤原議員は、「財政力指数」「過疎債の運用実態」「中小企業支援対策」「有害鳥獣対策」などについて、知事職務代理者や関係部長、教育長および警察本部長の見解を質しました。知事職務代理者の指名をうけた藤原副知事は「知事の職務代理は重責だが、誠心誠意努める覚悟」と述べ、出雲空港の駐車場整備についてのアンケートの正当性に疑問があるとの指摘をうけた佐々木土木部長は「4000人を超える利用者アンケートの調査結果と空港施設利用検討委員会の答申を受け、公園駐車場に200台の駐車スペースを設けることとした」とし、「現況150mの着陸帯を拡張しても近隣住家の騒音には変化がない」と答弁しました。吉川健康福祉部長は保育料の軽減対策によって「子育て世代の育児にかかる費用負担が半減したと認識している」と述べ、介護人材の確保に関連し、「県内の介護福祉士養成校は定員215人に対し志願者が73人に留まっている」との現状を明らかにしました。