1月26日、出雲市平田文化館で第13回スポーツ振興大会が開催され、平成29年の各種スポーツ大会で優秀な成績をあげた平田地域に在住または学校や企業、サークルに所属する個人61人と11団体が優秀競技者として、永年、指導者や体協役員をつとめた3名が功労者として表彰されました。森脇良治出雲市体育協会平田支部長は「昨年は12月1日にプロボクシングで、大橋健典選手(角海老宝石)が坂晃典選手(仲里)に5回3分6秒KO勝ちし、フェザー級の日本チャンピオンとなりましたが、アマチュアでも出雲北稜高校の岩田吏加選手が第16回日本女子ボクシング選手権大会の少年ライトフライ級で優勝、平田高校出身の佐々木健太選手が嘉納杯柔道で81kg級を制するなど、東京オリンピックに向けた期待が膨らむ年でした」などと挨拶しました。式典後には、2005年にヘルシンキで開催された世界陸上のマラソンで銅メダルを獲得した尾方剛広島経済大学准教授が「陸上競技を通じて得たこと」と題する講演を行いました。尾方准教授は1994年の箱根駅伝で山梨学院大学のアンカーとして優勝のゴールテープを切った後に故障、ストレスで全身脱毛症となる時期を乗り越え、中国電力に籍をおいて1999年からマラソンに挑戦し、2008年の北京オリンピックまで日本を代表するマラソン選手として活躍されました。講演では、「苦難に陥ったことで置かれた状況を冷静に見つめることができ、周囲の支援や励ましで頑張れた」「『神様は乗り越えられない試練は与えない』と感じている」などと述べ、現在は指導者や解説者として活躍されていることもあって「日本人の『粘り強い国民性』はマラソン向きで、強い選手を育てたいと思っている」と結びました。