1月4日は官庁の「御用始め」の日であり、「仕事始め」として新年の業務を開始した事業所も多いと思います。園山事務所も平成30年の業務をスタートさせました。年末年始は妻の還暦もあって、久しぶりにわが家に子や孫が集結し、賑やかな日々を過ごしました。金子みすゞの詩集に「小鳥は小えだのてっぺんに、子どもは木かげのぶらんこに、小ちゃな葉っぱは芽のなかに。あの木は、あの木は、うれしかろ。」という「木」と題した詩が収められていますが、まさに小生の心持ちそのものです。島根県庁の御用始め式では病気治療中の溝口知事が登庁され、新年の訓辞をされたと報道されていますが、1日も早い快癒を祈念するところです。さて、安倍首相は、年頭会見で、1月22日に招集する今年の通常国会を「働き方改革国会」と位置付け、関連法案の成立に全力を挙げる考えを表明しました。「歴史的な大改革に挑戦する」として長時間労働の是正などに向けて上限規制を導入する方針を示していますが、画一的な労働時間の規制は疑問です。とりわけ、団塊の世代からの技能継承が急務の中小・零細企業が多い日本のモノづくり産業にとっては、技術者養成の阻害要因になりかねず、大きな懸念を感じます。